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長引く胃痛でお困りの方へ

胃痛の現れ方は様々で、鋭く差し込む痛み、鈍く重たい感覚、しくしくと続く慢性的な違和感、突然の激しい痛みなど、その種類は多岐にわたります。胃そのものに原因があるケースが多い一方で、食道、十二指腸、膵臓、胆嚢といった近隣の臓器の問題が、胃のあたりに痛みとして現れることもあります。
原因を見極めるには、痛みの強さ、現れるタイミング、続く時間、随伴する症状の丁寧な確認が鍵となります。
こんな症状はありませんか?
- 食後30分から1時間ほどで、みぞおちが痛くなる
- 空腹時や夜中に痛みが強くなる
- 何かを食べると、痛みが一時的に和らぐ
- 突然差し込むような、これまでに経験したことのない強い痛みに襲われた
- 慢性的にしくしくとした痛みが続いている
- ストレスを感じる場面で痛みが強くなる
- 胃痛とともに、吐き気や嘔吐を伴っている
- 痛みが背中やみぞおちの裏側まで響く
同じ胃痛でもこれらの特徴の組み合わせによって、考えられる原因は大きく変わります。気になる症状があれば、放置せずにご相談ください。
こんな方は早めの受診を
- 胃痛が1週間以上続いている
- 痛みのために夜中に目が覚める
- 市販の胃薬を服用しても症状が改善しない
- 食欲が落ちている、もしくは体重が減ってきている
- 黒っぽい便や血を吐いたことがある
- 生のお魚を食べた後に強い痛みが現れた
- 健診で貧血を指摘されている
神戸市須磨区の小野クリニックでは、内視鏡専門医が胃カメラ検査を担当しております。痛みの原因を一つひとつ丁寧に見極めてまいりますので、長く続く胃痛にお悩みの方はぜひご来院ください。
考えられる原因
胃潰瘍
胃の粘膜が深く傷ついた状態で、食後30分から1時間ほど経った頃にみぞおちが痛む傾向があります。ピロリ菌感染や解熱鎮痛剤の長期服用が主な原因として知られています。
十二指腸潰瘍
十二指腸の粘膜が深く傷ついた状態です。胃潰瘍と違って空腹時や夜間に痛みが強くなることが多く、食事をすると痛みが和らぎます。
急性胃炎
ストレスや暴飲暴食、刺激物の摂取をきっかけに、急激に胃の粘膜が炎症を起こした状態です。突然のみぞおちの痛みとともに、吐き気や嘔吐を伴うことが多いです。
慢性胃炎
胃の粘膜に長期にわたって炎症が続いている状態で、軽い痛みが慢性的に続きます。ピロリ菌感染が背景となっているケースが多く、放置によって胃がんのリスクが高まる場合があります。
機能性ディスペプシア
胃カメラ検査で明らかな異常が見当たらないにもかかわらず、胃の痛みや不調が長く続く状態を指します。胃の運動機能や知覚の異常、ストレスといった要素が関わっています。
ピロリ菌感染
胃の粘膜に住み着く細菌による感染症です。胃潰瘍や慢性胃炎、胃がんなどの様々な消化器疾患の原因となります。除菌治療によって、長く続く胃の不調が改善するケースもあります。
アニサキス
魚介類に潜む寄生虫が原因となる食中毒の一種です。生もしくは加熱不十分な魚介類を食べた後、数時間から十数時間以内に激しい胃痛が現れます。胃カメラ検査で虫体を直接取り除くことができます。
胃がん
頻度は決して高くありませんが、長く続く胃痛の背景に隠れているケースがあります。早期に発見できれば内視鏡治療のみで対応できる場合もありますので、検査による確認が大切です。
当院での胃痛への対応
問診で原因の手がかりを探る
胃痛の正体をはっきりさせるためには、症状の細やかな聞き取りと、必要に応じた検査が役立ちます。痛みの場所、強さ、出るタイミング、食事との関係、伴う症状などをお話しいただいた上で、胃カメラ検査の実施を判断します。
原因に応じた治療の組み立て
得られた検査結果に応じて、胃酸の分泌を抑えるお薬、胃の運動を助けるお薬、ピロリ菌が見つかった場合の除菌治療、お食事や生活習慣に関するご提案などを通して対応してまいります。生のお魚を食べた後の急な胃痛でアニサキスが疑われる場合は、胃カメラ検査で虫体を取り除くことができ、多くの場合は症状が速やかに和らぎます。
専門医療機関との連携と経過観察
進行した胃がんなどで当院での治療が難しいと判断された際には、提携医療機関へのご紹介を行い、より高度な治療体制でのケアにつなげます。ご紹介先での治療を終えられた後は、再発防止のための定期的な内視鏡検査を当院で継続的に行います。
